みんなの感想

　小学生だったころ、毎日ラジオから聞こえてくる『ヤン坊　ニン坊　トン坊』の番組が楽しみで、遊んでいても、早く切り上げて家に帰っていました。なんの娯楽も無い時代、今でも、子ザルの声が耳にしっかり残っています。ありがとうございました。

　一気に読みました。平和が破壊される世界で、「戦争を二度と繰り返さないで」と願う、トット助の信念を感じました。自由で正直で努力家の徹子さんを尊敬します。続編が読めると思わなかったので、本当にうれしかったです。

　シリアスなエピソードと、抱腹絶倒の話が次から次へと繰り出されて、一気に読んでしまいました。本当に素敵な人生だなあと感心しました。お母様も、本当にたくましい素敵な人だなあと思いました。すぐに孫娘に送ってやります。「こんなふうに生きてごらん」と。
　「新しい戦前」に生きる子供たちにもぜひ読んでほしい。

　トットちゃんが線路にぶら下がって貨物列車が通り過ぎるのを待つ場面では、自分もハラハラしたし、ＮＨＫで先輩に呼び出される場面では、自分も泣いてしまった。たくさん表情を変えながら読んでいたと思います。とても楽しかったです。

　『窓ぎわのトットちゃん』は、小学生のときに読んで以来のバイブルで、続編が出ると聞いて、胸が高鳴りました。出版にあたり、トットちゃんの平和への祈りを感じるとともに、先祖への感謝と、今ある命のありがたさを噛みしめました。３人の子を持つ母の立場になり、トットちゃんのお母さん、チョッちゃんのお人柄と芯の強さにとても感銘を受けました。さらなる続編を期待しています！

　徹子さんの個性的な経験が読みやすく書かれていて、時には笑い、時にはしんみりと読めました。戦争も体験され、15粒の大豆しか食べられなかったことも、徹子さんの言葉で読めると、明るく元気になります。何事も好奇心をもって見つめる、永遠に純粋な少女の徹子さんを尊敬します。

　こんなに笑って泣けて、戦争にムカついて、でも勇気をもらえる本に出会えたことが幸せです。ありがとう、トットちゃん！　やさしい言葉で書かれているから、すーっと甘い水のように、イメージが入ってきます。素敵です。数学の先生のくだりが大好きです。

　トットで語る黒柳さん、すてきです。この語り口調に引き込まれて、あっと言う間に読み終えました。
　あとがきに託した想いにじんときました。――私が体験した戦争のことを書き残しておきたいと考えたことが、『続　窓ぎわのトットちゃん』を書くきっかけの一つだということも、このあとがきに書いておきたかった。――
　私も私ができることをしていこうと思いました。みんなが希望を心に灯すことができる明日のために。

　実母と同年齢の黒柳徹子さんが、現役で仕事をして、100歳まで生きるという精力的なところに魅力を感じ、今回、海外一人旅のお供にしたいと購入、乗り換え待ち時間に読破しました。
　病をしない生き方は、好きなことをすることというのが、いちばん印象に残りました。人の話をよく聴く、なんでも好奇心をもつ生き方は、お手本にしたいです。

　明るく健やかに過ごしているトットちゃんに応援をしたいと思っています。頑張ってください。