みんなの感想

『続 窓ぎわのトットちゃん』

みんなの感想

名前28歳 女性 会社員
 『窓ぎわのトットちゃん』を初めて読んだのが小学生4年生くらいだったと思います。それから18年後に続編に出会い、またトットちゃんの世界に行くことが出来てとても嬉しかったです。
 戦争の悲惨さ、でも悲惨な中にも楽しい日常もあったり、想像もつかない時代だけれど、知ることは大切だなと感じさせてくれる本でした。
 また改めて大人になってからの観点で『トットちゃん』を読み直してみようと思います。
名前37歳 デザイナー 女性
 『窓ぎわのトットちゃん』は、小学生のときに読んで以来のバイブルで、続編が出ると聞いて、胸が高鳴りました。出版にあたり、トットちゃんの平和への祈りを感じるとともに、先祖への感謝と、今ある命のありがたさを噛みしめました。3人の子を持つ母の立場になり、トットちゃんのお母さん、チョッちゃんのお人柄と芯の強さにとても感銘を受けました。さらなる続編を期待しています!
名前20代 女性 飲食業
 『窓ぎわのトットちゃん』の初読が小学校低学年の時で、時が流れて一昨年の発刊40周年の時に読んだのが7回目だったので、今回が8回目の再読になります。
 人が育つとはどういうことなのか、人を育てるとはどういうことなのかを教えてもらえる、人生訓が詰まった作品です。
 そして、続編もまた、今後、再読し続けること間違いなしの素晴らしい一冊でした。黒柳徹子さんが人生で体験して来られたこと、特に、戦争体験についての生の声、心の叫びがしっかりと伝わって来ます。
 パパの影響を受けて、本好きになったトットちゃんは、『やさしい人間になるには教養を身につけなくてはならないし、そのためには本を読むことが大事だ』と考えるようになりました。
 トットちゃんが、何故あんなにも素直で、感受性の豊かな、深い人間性を身につけられたのかが、ご両親の明るく逞しい姿を見ると理解できます。
 親交の深かった向田邦子さんとの交流の模様や淡谷のり子さんと特攻隊員の若者とのエピソードなど、最後まで、胸を打つ内容になっています。
名前30代 女性 地方公務員
 『窓ぎわのトットちゃん』から42年経っての続編。楽しみにしていました!大昔、『トットちゃんとトットちゃんたち』を読んで以来、徹子さんは、私の中でカッコいい女性ヒーロー。今作も、トットちゃんらしく躍動感溢れる文章ですごく良かった。
 さらりと書いてあるように見える戦争時の体験も、実は奥深くて、素直な感性や優しさが滲み出ています。
 トットちゃんのお母さんがまた強く逞しく、凄かった。うん、本当に凄い。
 今でも元気溌剌で、個性的なセンスとキャラクターを発揮して活躍している徹子さんだけど、仕事をするうえではやはり迷ったり悩んだりしたんだなっていう人間味を感じるエピソード、向田邦子さんとの関係性とかにもじんわりきた。
 トットちゃんが相性が合わなかったという女学校時代の数学の先生、私はとても誠実で良い先生だなって思ったんだけどね。笑
 
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